ペンギンの特徴 | 世界の全18種類
目次
世界中のペンギンの種類数
18種類 – 世界中のペンギンの仲間の種類数。
11種類 – 日本の水族館 で飼育されてるペンギンの種類数。
本サイトでは、ペンギンの種類数は一般的な「18種」で説明していきます。
(なお、まれに多種間で交配することがあるため、厳密に分類せずに、17種とする考えや、繁殖地で細かく分類して19種とする考えもあります)
18種のペンギンは、外見的・遺伝的特徴により「6属」に分類されます。
・大型の「コウテイペンギン属」
・黒と白のコントラストを基調とする「アデリーペンギン属」
・胸のあたりに黒いライン模様がある「フンボルトペンギン属」
・頭にトサカがある「マカロニペンギン属」
・唯一無二の「キンメペンギン属」
・最小サイズの「コガタペンギン属」
6属・18種類:ペンギンの特徴
- コウテイ
- キング
- アデリー
- ジェンツー
- ヒゲペン
- ガラパゴス
- ケープ
- フンボルト
- マゼラン
- フィヨルド
- シュレーター
- スネアーズ
- マカロニ
- ロイヤル
- イワトビ
- キンメ
- コガタ
- ハネジロ
Aptenodytes コウテイペンギン属
属名アプテノディテス (Aptenodytes) は「翼のない潜水者」という意味。
- コウテイ
- キング
コウテイペンギン(Emperor Penguin)
「皇帝ペンギン」は、全18種類の中で1番大きなペンギン 。過酷な環境で子育てをする姿は、映画「皇帝ペンギン」でよく知られています(別名:エンペラーペンギン)。
キングペンギン(King Penguin)
「キングペンギン」は、皇帝ペンギンに次いで、2番目に大きなペンギン 。キングペンギンほど、外見が大人と子供で違うペンギンは他にいません(別名:王様ペンギン)。
Pygoscelis アデリーペンギン属
属名ピゴスケリス (pygoscelis) は「尻についた肢(あし)」という意味。
- アデリー
- ジェンツー
- ヒゲペン
アデリーペンギン(Adelie Penguin)
「アデリーペンギン」は、よくキャラクターのモデルになるペンギン 。Suicaペンギンが中でも有名です。そのとぼけた目が可愛いペンギンなのです。
ジェンツーペンギン(Gentoo Penguin)
「ジェンツーペンギン」は、最速のスイマーで、体も3番目に大きなペンギン 。ペンギンの中でも、群を抜いて身体能力が高く、フォルムが美しいと評判です。
ヒゲペンギン(Chinstrap Penguin)
「ヒゲペンギン」は、アゴ下の黒いライン模様が「ヒゲ」の様に見える特徴から名付けられた名前で、管理人・ルーのイチオシのペンギン 。また、アゴヒゲペンギンとも呼ばれます。皇帝ペンギンと同じく、南極に生息しています。
Spheniscus フンボルトペンギン属
属名スフィニスクス (Spheniscus) は「楔のような」という意味で、泳いでいるペンギンの形に由来する。
- ガラパゴス
- ケープ
- フンボルト
- マゼラン
ガラパゴスペンギン(Galapagos Penguin)
「ガラパゴスペンギン」は、フンボルトペンギン属の中で最小のペンギン 。あご下の黒い2本のライン模様が見分ける特徴です。黒いライン模様が2本なのは、ガラパゴスペンギンとマゼランペンギンだけ。他は1本。マゼランペンギンと比較して、黒色が薄い点で見分けられます。
ケープペンギン(African Penguin)
「ケープペンギン」は、暖かなアフリカ大陸の南海岸に生息する唯一のペンギン 。黒足のペンギンとして知られています(別名:アフリカペンギン)。胸には、黒いライン模様が1本あります。
フンボルトペンギン(Humboldt Penguin)
「フンボルトペンギン」は、乾燥した地域で生息できるため、水族館や動物園でよく見かけるペンギン 。胸にかかる黒い1本のライン模様が特徴的です。ケープペンギンより、黒いライン模様が太い点で見分けます。
マゼランペンギン(Magellanic Penguin)
「マゼランペンギン」という名は、太平洋と大西洋を結ぶ海峡を発見した「マゼラン」に由来します 。胸の2本の黒いライン模様が特徴です。
Eudyptes マカロニペンギン属
属名エウディプテス (Eudyptes) は「優れた潜水者」という意味。
- フィヨルド
- シュレーター
- スネアーズ
- マカロニ
- ロイヤル
- イワトビ
フィヨルドランドペンギン(Fiordland penguin)
「フィヨルドランドペンギン」は、森の中に住む、とても臆病なペンギン 。繁殖時期が冬なのは、このフィヨルドランドペンギンと皇帝ペンギンだけです(別名:キマユペンギン)。
シュレーターペンギン(Erect-Crested Penguin)
「シュレーターペンギン」は、トサカがブラシのように直立している唯一のペンギン 。ほかのマカロニペンギン属のトサカは、垂れ下がっています(別名:エレクトクレステド)。
スネアーズペンギン(Snares Islands Penguin)
「スネアーズペンギン」は、スネアーズ島で生息する唯一のペンギン 。細く、鮮やかな黄色いトサカと、立派で赤茶色のくちばしが特徴的です(別名:ハシブトペンギン)。
マカロニペンギン(Macaroni Penguin)
「マカロニペンギン」は、細長く伸びた金色のトサカと、最大級に立派なクチバシが特徴 。ペンギンの中で、最も多くの繁殖数を誇ります。
ロイヤルペンギン(Royal Penguin)
「ロイヤルペンギン」は、金色の冠羽(トサカ)が白色の顔に美しく輝くような気品あるペンギン 。海岸線や斜面、丘の上などに、巨大なコロニーを作ります。
イワトビペンギン(Rockhopper Penguin)
「イワトビペンギン」は、陸上でピョンピョン飛び跳ねて移動する姿が印象的なペンギン 。目の上の黄色い飾り羽と、頭部の羽毛が長く伸び、とさかのような特徴的な冠羽を形成しています(別名:ロックホッパーペンギン)。
Megadyptes キンメペンギン属
属名メガディプテス (Megadyptes) は「大型の潜水者」を意味する。
- キンメ
キンメペンギン(Yellow-Eyed Penguin)
「キンメペンギン」は、他に似ているペンギンがいない1種1属の固有種で、絶滅危惧種に指定されている 。黄金色の目が特徴的。英名(Yellow-Eyed Penguin)の由来になっている(和名:キガシラペンギン)。
Eudyptula コガタペンギン属
属名エウディプトゥラ (Eudyptula)は「非常に小さい」「優れた潜水者」を意味する。
- コガタ
- ハネジロ
コガタペンギン(Little Penguin)
「コガタペンギン」は、全ペンギン種の中で1番小さいペンギン 。その小ささから「フェアリー(妖精)ペンギン」との愛称がつけられています(別名:フェアリーペンギン・リトルペンギン)。
ハネジロペンギン(White-flippered Penguin)
「ハネジロペンギン」は、生態も繁殖期間が短い以外はコガタペンギンにとても良く似たペンギン 。フリッパーの白い縁取りの幅が広いのが特徴。
公開日:
最終更新日:2015/02/14